計算結果を手軽に可視化してみたいなら
流れの数値計算結果をどう可視化するか?は,数値モデルの作成と同様に最初に頭を悩ます問題である. ちまたにあふれる可視化ソフトは高額で,また操作も難しそう.その点,本書で紹介されているTecplotは,同封されているCD-ROMで試用できるうえに,丁寧にその操作方法が納められているのでとっつきやすい. いっしょに2次元・3次元のSMAC法・HSMAC法のプログラムも収められているので,とにかく一度計算し,様子を見てみるにはうってつけだと思います. あと多くの紙面を割いて,各種方程式を実際に離散化してくれているので,この点も理解を助けてくれるかと思います. ただ,初心者がいきなりこの本で,流れの数値計算が出来るようになるかどうかはちょっと疑問. 他で,ベースをつくってから,本書に取り組むと一段ステップがあがるのではないでしょうか.
科学・工学のデータ用可視化ソフト
科学・工学技術用のデータには、大きく次のものがある。 (1)測定・測量データ (2)計算機シミュレーションデータ この本は、流体を専門とする著者が、科学工学分野の技 術者・研究者用に、上述のデータのうち、流体に関する 基礎的な学術的知識を詳細に記述しているものである。 しかもその理論を具体化する一手段として、可視化につ いても言及している。 また、その可視化については、著者独自のソフトウエア やTecplotというソフトウエアの評価版を添付CDに収めて 紹介している。 結果として、理論とその実際の両面から、流体分野に携 わる工学者・研究者用の参考書籍を提供したいという著 者の意図がよく読み取れるものになっている。
丸善
コンピュータによる流体力学 コンピュータによる 熱移動と流れの数値解析 パソコンで見る流れの科学―数値流体力学入門 (ブルーバックス) 乱流の数値シミュレーション 数値流体力学 (インテリジェント・エンジニアリング・シリーズ)
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